UR賃貸住宅という選択肢の画像

UR賃貸住宅という選択肢

賃貸

みなさん、こんにちは。


日本での新生活、特に住まい探しは大きなステップですよね。特に外国籍の方にとっては、言葉の壁や保証人制度など、乗り越えなければならないハードルがいくつもあります。そんな中、UR賃貸住宅(Urban Renaissance Agency:都市再生機構)は、外国籍の方にもやさしい住まいの選択肢として注目されています。


UR賃貸住宅とは?


UR賃貸住宅は、日本政府系の機関「UR都市機構」が管理・提供する賃貸住宅です。全国に70万戸以上の物件があり、都市部から郊外まで、さまざまなエリアに物件があります。


UR賃貸のメリット


1.保証人不要・礼金不要・仲介手数料不要

多くの賃貸住宅では、契約時に「礼金」や「保証会社利用料」、さらに不動産会社への「仲介手数料」が必要ですが、UR賃貸はこれらがすべて不要。特に保証人がいない外国籍の方にとっては、大きな魅力です。


2.明確で安心な契約条件

URは民間企業ではなく公的機関なので、契約条件がとても明確で公平です。「初期費用が分かりやすい」「更新料が不要」など、長期的に安心して暮らすことができます。


3.ファミリーから単身者まで対応

URは一人暮らし用のワンルームから、ファミリー向けの広めの間取りまで、多様なタイプの住まいを提供しています。駅近の便利な場所や、自然が豊かな静かな環境など、希望に合わせて選べます。


UR賃貸のデメリット


1.そもそも空きが少ない

最近は人気が高く、特に都内は空室が非常に少ないです。


2.築年数が古い物件が多い

管理はしっかりしていますが、築年数が古い物件も多いので、以下のような場合もあるため注意が必要です。

例)エレベーターが無い、高速のインターネット(光配線)の引き込みができない、浴槽や洗濯機置場が狭い


3.駅から遠い物件も多い

UR賃貸の場合、敷地が広く一つの団地にいくつもの棟があるため、同じ団地内でも棟によって駅までの距離が全然違ったりするので注意が必要です。


4.留学生の申込は難しい

大学など通学先の教育機関がURと提携しているようなケースを除き、原則留学生は契約できません。


URの初期費用は?


原則、敷金(家賃の2ヶ月分)+初月の家賃のみです。



URの申込資格は?


1.申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方
2.日本国籍の方、またはURが定める資格を持つ外国籍の方で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方
3.単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族のある方
4.申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことができる方
5.申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない方

外国籍の方の場合は、
在留資格が永住者、外交、公用の方/特別永住者/中長期在留者の方

申し込みに必要なものは?


外国籍の方がURに申し込む際は、以下の書類が必要になります:

  • パスポート

  • 在留カード

  • 勤務証明書や収入証明書

  • 日本国内の緊急連絡先


※詳細は物件や地域によって異なるため、事前にURの窓口で確認するのが安心です。


どうやって探せばいい?


東京都内のURであれば弊社で斡旋可能です。都内でURの賃貸住宅をお探しの場合は一度弊社にご相談ください。URのご紹介に関しては手数料はかかりません。URの契約は日本語ですが、弊社でご案内する場合は、契約時も同席して通訳しますので、安心です。

※神奈川県のUR物件も弊社から1時間程度圏内のエリアでしたらご紹介しております。

※一部ご紹介できないケースもあります。


まとめ


UR賃貸住宅は、保証人がいない、初期費用を抑えたい、日本語がまだ不安…という外国籍の方にとって、とても心強い存在です。日本での新生活をスムーズに始めるために、ぜひURの物件も検討してみてください。


安心・安全・シンプルなUR賃貸で、日本の暮らしをもっと楽しみましょう!

”賃貸”おすすめ記事

  • 賃貸物件に申込する時って何を用意すればいいの?の画像

    賃貸物件に申込する時って何を用意すればいいの?

    賃貸

  • 日本で部屋を借りるときに知っておきたいマナーとルールの画像

    日本で部屋を借りるときに知っておきたいマナーとルール

    賃貸

  • 部屋を借りるときの初期費用っていくらかかるの?の画像

    部屋を借りるときの初期費用っていくらかかるの?

    賃貸

もっと見る