
【日本で働くなら外国人必見】安心して働くために知っておきたいハラスメント6つ
「ハラスメント(いやがらせ)」とは、言葉や行動によって、相手を不快にさせたり、心や体を傷つけたりする行為のことです。日本では近年、この問題に対する意識が高まり、職場や学校、公共の場での防止対策が求められています。
日本には、さまざまな国籍、性別、立場の人が暮らしています。すべての人が尊重され、安心して生活できることは基本的な権利です。特に、外国人や女性、若者、妊娠中の人など、立場が弱くなりやすい人にとっては、自分を守る知識と支援の仕組みが不可欠です。
本記事では、日本でよく問題となる6つのハラスメントとその対処方法を紹介します。
1,セクハラ(性的いやがらせ)
セクシュアルハラスメントの略で、職場において行われる性的な言動や、労働者の意に反する不利益や、就業環境を害する行為のことです。
性的な言動には「彼氏いるの?」「その服セクシーだね」などの発言だけでなく、視覚によるもの(わいせつな画像を見せるなど)も当てはまります。もちろん、身体への接触などが含まれます。我慢せず、信頼できる人や相談窓口に話し、記録を残しましょう。
2,パワハラ(職場での権力によるいやがらせ)
パワーハラスメントの略で、職場における優越的な関係を背景に、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、労働者の就業環境が害されることを指します。2029年6月には、労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)が施行され、職場におけるパワハラの防止措置が事業主の義務となりました。上司が怒鳴る、無視する、不公平な仕事の配分などが該当します。
3,モラハラ(精神的な圧力)
モラルハラスメントの略で、嫌がらせや精神的な攻撃によって相手に精神的な苦痛を与える行為を指します。身体的な暴力は伴いませんが、言葉や態度、行動によって相手の人格や尊厳を傷つけ、自信を喪失させ、精神的に追い詰める点が特徴です。「無能だ」「存在が迷惑」などの言葉や、冷たい態度等が挙げられます。
4,マタハラ(妊娠・出産を理由とする差別)
マタニティハラスメントの略で、主に職場で女性が妊娠・出産、育児を理由に不利益な扱いや、精神的・肉体的な嫌がらせを受けることを指します。マタハラは、女性のキャリア形成を阻害し少子化の一因とも考えられています。企業側の無理解や、“妊娠・出産が仕事に支障をきたす”という偏見、代替要員の確保の難しさなどがあります。「また休むの?」「他の人に迷惑」などの発言や不当な異動などがマタハラにあたります。
男女雇用機会均等法(第9条)では、事業主に対し、女性労働者の妊娠・出産、産前産後休業の取得などを理由とする不利益な取り扱いを禁止しています。育児介護休業法でも、育児休業の取得などを理由とする不利益な取り扱いを禁止しています。もしマタ腹を受けたら労働基準監督署や都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)、各地域の男女共同参画センターに相談してください。
5,カスハラ(客からのいやがらせ)
カスタマーハラスメントの略です。顧客が企業や従業員に対して行う理不尽な要求や過剰なクレーム、その他の迷惑行為を指します。顧客の行動が、従業員や企業活動に著しい支障をきたしたりする場合にカスハラと判断されます。具体的には、土下座の強要、長時間のクレーム、暴言、SNSでの中傷などが挙げられます。
6,アカハラ(大学などでの教員からの支配)
アカデミックハラスメントの略です。これは、大学や研究機関などの教育・研究の場で、教員や指導者が学生や研究員、同僚などに対して不適切・不当な言動を行うことを指します。具体的には、相手が学業や研究、職務遂行上で不利益になるような精神的・身体的な苦痛を与えるハラスメントです。卒業論文を妨害される、不当な言動を受けるといったことが挙げられます。
ハラスメントを防ぐために
- 一人で悩まず、社内・学内の相談窓口や信頼できる人に話しましょう。言われた内容やされたことを、日時・場所・内容とともにメモや音声で記録しておくことも欠かせません。自分が「つらい」「いやだ」と感じたら、それは立派な理由です。また、自分が属する研修マニュアルを活用しましょう。
まとめー女性の方・外国人の方へ
ハラスメントを受けたときは、自分を責めないでください。「つらい」「いやだ」と感じた気持ちを我慢しないでください。そして、信頼できる人や職場・学校の相談窓口に話すことが大切です。証拠として言動の内容や日時をメモや録音で残しておくことをおすすめします。たとえ日本語が不安でも、通訳サービスや多言語対応の窓口があります。困ったときは一人で抱え込まず、勇気を出して助けを求めましょう。あなたの安全と尊厳を守ることは、当然の権利です。
为了在日本安心工作与学习
— 面向多元背景人士的骚扰问题理解与应对指南
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所谓“骚扰(Harassment)”,是指通过言语或行为让对方感到不适,或伤害其心理与身体的行为。近年来,日本社会对这一问题的关注不断上升,职场、学校及公共场所都在推进预防措施。
在日本生活的人来自不同国家、性别和社会背景。每个人都应受到尊重,能够安心地生活。这对外国人、女性、年轻人、孕妇等容易处于弱势地位的人来说尤其重要。他们需要掌握保护自己的知识,并获得制度性的支持。
以下是日本常见的6种骚扰类型及其应对方法:
性骚扰(セクハラ)
如“你有男朋友吗?”,“你穿得真性感”等言语,或未经允许的身体接触等。
不要忍耐,应向信任的人或咨询窗口倾诉,并留下相关记录。
权力骚扰(パワハラ)
如上司怒骂、无视、分配不公平的工作等。
建议记录日期和内容,并向人事部门或第三方求助。
精神骚扰(モラハラ)
如“你没用”、“你是个负担”等攻击性语言或冷淡态度。
向周围人寻求帮助,并做好记录。
孕产骚扰(マタハラ)
如“你又要请假吗?”、“影响别人工作”等言语,或因怀孕被不当调岗。
法律对此有明确保护,可向劳动基准监督署咨询。
顾客骚扰(カスハラ)
如强迫下跪、长时间投诉、辱骂、SNS恶意中伤等行为。
不要独自承受,应由团队或组织统一应对,并保留证据。
学术骚扰(アカハラ)
如教员故意刁难毕业论文、进行不当言语支配等。
可向大学的专门窗口求助,并做好音频或文字记录。
预防骚扰需要注意的几点:
- 不要一个人烦恼,应向公司或学校的咨询窗口、信任的人求助
- 将发生的事情详细记录,包括时间、地点、内容等(可文字或录音)
- “感到痛苦或讨厌”本身就是正当的理由
- 公司和学校有义务防止骚扰,应善用培训与规章制度
致女性与外国朋友
如果遭遇骚扰,请不要责怪自己。你感受到的“痛苦”“恐惧”“不舒服”是真实且重要的信号。即使不擅长日语,也不用担心,如今很多单位与地方政府都提供口译服务或多语言咨询窗口,也可以使用母语进行咨询。
骚扰在任何国家、任何场合都不应被容忍。保护你的安全与尊严是你理所当然的权利。请不要独自承受,勇敢地寻求帮助。这将是你守护自己、迈出的重要一步。