【なぜ多いの?】日本に外国人が多い理由を解説!
近年、日本のまちのあちこちで、外国人を見かける機会がとても多くなりました。たとえば、電車の中、ショッピングモール、観光地、レストラン、地域のお祭りなどでも、いろいろな国から来た人たちが活やくしています。これは一時的な流行ではなく、日本の社会の大きな変化をあらわしているのです。本記事では改めて、日本に外国人が増えている理由を解説します。
1.人が減って、働く人が足りない
日本では、少子高齢化(こどもが少なく、お年寄りが多くなること)がどんどん進んでいます。働く世代の人口がへっているため、特に介護(かいご)、工事、農業、サービス業などでは人手が足りなくなっています。このため、外国からの働き手を受け入れる動きが強まっています。実際、2023年には、日本で働く外国人が200万人をこえました。
2.外国人を受け入れるための制度も増えている
2019年から、日本政府は「特定技能(とくていぎのう)」という新しいビザ制度をスタートしました。これによって、ある分野のスキルをもつ外国人が、日本で働くことができるようになりました。介護、レストラン、建設など14の分野で、多くの外国人が活やくしています。
3.留学生と実習生も増えている
日本の大学や専門学校に通う外国人留学生もふえています。2023年には、28万人をこえる留学生が日本で学んでいました。さらに、技能実習制度を通じて、外国人が日本で働きながら技術を学ぶケースも多く見られます。
4.旅行しやすくなって、観光客も急増
最近は円安(日本円が弱くなっていること)の影響で、日本旅行の費用が安くなり、多くの外国人観光客が訪れるようになりました。2024年には、約3,687万人の外国人が日本を訪れました。東京、大阪、京都、北海道などでは、外国語の案内板やメニューもふえています。
5.富裕層の移住と投資も増えている
特に中国の富裕層を中心に、日本の安全で住みやすい環境を求めて、家族で移住したり、不動産を購入したりする動きもあります。東京などでは、外国人向けの高級マンションの需要も高まっています。
6.地域にも広がる多文化共生
外国人の生活は、都会だけではありません。北海道のニセコではオーストラリア人が多く住み、地域に新しい文化をもたらしています。また、ネパール人やベトナム人なども日本各地にコミュニティを作り、地元と交流しながら生活しています。
まとめ
このように、今の日本では、外国人の数が増えるのにはたくさんの理由があります。これからも、多くの外国人が日本で学び、働き、暮らすようになるでしょう。私たちも「違い」を大切にし、お互いに助け合える社会を目指すことが大切です。
【中国語版】
为什么现在在日本的外国人越来越多?
—从电车到景区,外国人“随处可见”的背后原因
近年来,在日本的日常生活中,外国人的身影越来越常见。无论是在电车里、购物中心、旅游景点、餐厅,还是在社区活动中,我们经常能看到来自不同国家的人。这并不是一时的现象,而是反映了日本社会和全球趋势变化的一个结果。
1.日本人口减少,劳动力严重不足
由于少子化和老龄化,日本面临着劳动力短缺的问题。特别是在护理、建筑、农业和服务业等领域,人手极度不足。为了解决这一问题,日本越来越依赖外国劳动者。到2023年底,在日本工作的外国人超过了200万人,创下历史新高。
2.政府放宽政策,多种签证制度推动外国人就业
2019年,日本政府推出了“特定技能”签证,允许具备一定技能的外国人在日本从事14个行业的工作,例如餐饮、护理、建筑等。此外,政府也积极推动留学生就业和高端人才的引进,通过多种制度支持外国人长期在日发展。
3.留学生和技能实习生持续增加
越来越多来自亚洲国家的年轻人选择到日本学习、工作。2023年,在日本的外国留学生人数约为28万人。还有不少人通过“技能实习制度”来到日本,一边工作一边学习,积累实务经验。
4.日元贬值吸引大量外国游客
近年来,由于日元汇率下跌,到日本旅游的花费变便宜了,吸引了大量外国游客。2024年,访日外国游客人数达到约3,687万人。在东京、大阪、京都、北海道等地,外国游客的存在感愈发强烈,很多地方也开始提供多语种服务。
5.富裕阶层选择移居,推动房地产投资
特别是中国的富裕阶层,看重日本安全、清洁、宜居的生活环境,开始把日本作为移居地或投资目的地。在东京等城市,高档住宅受到外国买家的欢迎,也推动了房地产市场的变化。
6.外国人融入地方社会,促进多元文化共生
现在,外国人不仅集中在东京、大阪等大城市,在地方城市和农村也越来越常见。比如北海道的二世古,有许多澳大利亚人定居,推动了当地的经济与旅游发展。尼泊尔人、越南人等在各地建立起社区,与当地人共建和谐社会。
总结:迈向与外国人共生的新时代
外国人在日本不断增加,是因为多种社会与经济因素交织,比如补充劳动力、应对人口问题、推动国际交流等。这一趋势还将继续发展。今后,如何与不同背景的人互相理解、共同生活,将成为构建日本未来社会的重要课题。