
実家に帰ったら、親のYouTubeを10分だけ「掃除」してあげよう。アルゴリズム正常化のススメ
スマートテレビの普及により、シニア世代にとってYouTubeは最も身近な娯楽となりました。
しかし、視聴履歴に合わせて動画を表示する「レコメンド機能は、気づかぬうちに情報を偏らせ、思考を固まらせるリスクもあります。
そこで本記事では、親を否定せず、そっとデジタル環境を整えてあげる、最新の親孝行のステップを紹介します。
YouTubeのアルゴリズムの掃除という新習慣

親がYouTubeで特定のジャンルや、偏った主張の動画ばかり目にしている場合。
これは本人の意思というよりも、アルゴリズム(計算式)による自動的な誘導である可能性が高いです。
以下の2つをしてあげましょう。
①履歴のリセット
「最近、変な広告や似たような動画ばかり出てこない? メンテナンスしてあげるね」と声をかけ、再生履歴と検索履歴を一度クリアしましょう。これだけで、偏ったレコメンドをリセットできます。
②「良い動画」の種まき
履歴を消した後が肝心です。親が好きそうな旅番組・料理・懐かしの歌謡曲などの公式チャンネルをいくつか検索して再生し、数本の動画に「高評価」を入れます。これで、おすすめ画面が健全なコンテンツに塗り替えられます。
能動的に選ぶ、Netflixを導入するメリット

YouTubeが勝手に流れてくるものを見る受動的なメディアであるのに対し、NetflixなどのVOD(動画配信サービス)は、膨大なリストから自分が見たい作品を選ぶ必要があります。
能動的に選ぶことは、以下の3つのメリットにつながります。
メリット①思考の硬直化を防ぐ
自分でタイトルを選び、ストーリーを追う行為は、脳へのポジティブな刺激になります。
メリット②CMと煽りからの解放
地上波テレビの過度に不安を煽る演出や、怪しい通販広告に晒されない環境を作ることは、親の精神的な安定に直結します。
メリット③共通の話題
プロフィールを共有していれば、「あのドラマ見た?」と共通の話題が生まれます。これは、物理的に離れて暮らす親子にとって最高のコミュニケーションツールになります。
スマートテレビのホーム画面を最適化する

最新のスマートテレビは、起動時の画面を自由にカスタマイズ可能です。
見たいものをすぐに見れるように、以下を整えてあげましょう。
・優先順位の変更
YouTubeを一番目立つ場所に置くのではなく、NetflixやNHKオンデマンドなど、好みのもの・よく見るものを置いてあげましょう。
・選択肢を増やす
親がなんとなくYouTubeを開く習慣を少しだけ減らし、質の高いエンタメに触れる機会を増やす設計をすることが大切です。
安心を支える住まいの選択肢

デジタル環境の整備と並行して考えたいのが、物理的な住環境です。
近年、コンシェルジュがこうした最新デバイスの設定をサポートしてくれたり、Wi-Fi環境が完備された「シニア向け高級賃貸」が注目されています。
デジタルの利便性を享受しつつ、いざという時には対面でのサポートがある環境は、親の自立を促し、子供世代の安心感を最大化してくれるでしょう。
デジタル環境の整備は、現代の肩たたき

親のYouTubeを掃除することは、かつての肩たたきと同じような、身近で温かなケアの一つです。
無理にネットを止めさせるのではなく、情報の風通しを良くしてあげること・Netflixのような新しいワクワクを届けること。
この10分でできるメンテナンスが、親の毎日をより豊かでフラットなものに変えていくはずです。
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