
外国人にも知ってほしい日本の電車マナー ― 安心・快適に利用するための基本ルール (その二)
日本を訪れた外国人の多くが、「日本の電車は静かで秩序がある」と感じます。その背景には、法律や規則だけではなく、多くの利用者が自然に守っているマナーがあります。日本の電車は毎日たくさんの人が利用する公共交通機関です。一人ひとりが周囲に配慮することで、安全で快適な環境が保たれています。
前回は、車内での会話や咳エチケット、席を譲ることなどについて紹介しました。今回は、駅やホーム、車内で特に意識したい「安全」に関わる4つのマナーについてご紹介します。
4.手すりにつかまろう
日本の駅ではエスカレーターが広く利用されています。しかし近年、高齢者や子どもの転倒事故が増えていることから、多くの鉄道会社では「エスカレーターでは歩かず、立ち止まって利用してください」と呼びかけています。
以前は、東京では左側、大阪では右側に立ち、反対側を急ぐ人のために空ける習慣がありました。しかし、歩行による接触や転倒事故が問題となり、現在では「歩かない・走らない」が推奨されています。
また、電車内でも手すりやつり革につかまることが大切です。日本の電車は発車や停車の際に大きく揺れることがあります。スマートフォンを見ていたり、荷物を持っていたりすると、バランスを崩して他の乗客にぶつかることもあります。自分自身の安全だけでなく、周囲の人を守るためにも、手すりやつり革を利用しましょう。
5.順番を守ろう
日本の駅では、ホームに並ぶための目印が設置されています。利用者はその位置に整列し、順番に乗車します。この「整列乗車」は、日本の鉄道文化を代表するマナーの一つです。
電車が到着すると、まず車内の人が降ります。そして降車が終わってから乗車するのが基本ルールです。降りる人を優先することで、乗り降りがスムーズになり、電車の遅延防止にもつながります。
混雑している時でも無理に押し込んだり、横から割り込んだりすることは避けましょう。特に通勤・通学時間帯は多くの人が利用するため、一人ひとりの協力が必要です。外国人の方も周囲の流れを見ながら行動すると、安心して利用できます。
6.荷物に注意しよう
電車内では、自分の荷物が周囲の迷惑になっていないか気を配ることも大切です。
特にリュックサックは、背中に背負ったままだと後ろの人にぶつかったり、混雑時に大きなスペースを取ったりします。そのため、日本では混雑した車内ではリュックを前に抱えることがマナーとされています。
また、大きなスーツケースや旅行バッグを持っている場合は、通路やドア付近をふさがないよう注意しましょう。ドア付近に荷物を置くと、乗り降りの妨げになるだけでなく、非常時の避難にも支障をきたします。
観光客が増えた現在では、大きな荷物を持つ人も多く見られます。しかし、少し周囲に配慮するだけで、みんなが快適に移動できる環境を作ることができます。
7.歩きスマホは危険
スマートフォンはとても便利ですが、駅やホームでの「歩きスマホ」は大変危険です。
スマートフォンの画面を見ながら歩くと、人や柱にぶつかったり、階段で転倒したりする恐れがあります。特にホームでは、線路への転落事故につながる可能性もあります。
実際に日本の鉄道会社は、駅構内で繰り返し「歩きスマホはおやめください」とアナウンスしています。視覚障害者や高齢者にぶつかる事故も社会問題となっているためです。
メッセージの確認や地図検索をしたい時は、立ち止まって安全な場所で行いましょう。数秒の確認のために大きな事故を起こしてしまっては意味がありません。安全を最優先に行動することが大切です。
おわりに
日本の電車マナーは、「自分だけでなく周囲の人も大切にする」という考え方から生まれています。
エスカレーターでは歩かず手すりにつかまること、順番を守って整列乗車すること、荷物に配慮すること、そして歩きスマホをしないこと。どれも特別に難しいことではありませんが、多くの人が守ることで安全で快適な環境が保たれています。
日本で暮らす外国人の方や日本を訪れる旅行者の皆さんも、こうしたマナーを知り実践することで、より安心して日本の電車を利用できるでしょう。小さな思いやりが、みんなにとって気持ちの良い移動時間につながるのです。
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外国人也应该了解的日本电车礼仪 — 为了安全、舒适乘车的基本规则(第二篇)
许多来到日本的外国人都会感叹:“日本的电车非常安静,而且秩序井然。” 这种良好的乘车环境,并不仅仅依靠法律和规定,更来自于广大乘客自觉遵守的公共礼仪。
日本的电车每天承载着数以千万计的乘客。正因为每个人都能为他人着想,才共同营造出安全、舒适的乘车环境。
上一篇文章介绍了车厢内保持安静、咳嗽礼仪以及主动让座等内容。本篇将继续介绍在车站、站台和车厢内尤其需要注意的四项与安全密切相关的礼仪。
4.扶好扶手
在日本,自动扶梯(电扶梯)被广泛使用。然而近年来,老年人和儿童在自动扶梯上跌倒受伤的事故有所增加,因此许多铁路公司都在呼吁:“乘坐自动扶梯时请不要行走,请站稳并扶好扶手。”
过去,人们习惯在东京靠左站立、在大阪靠右站立,把另一侧让给赶时间的人通行。但由于行走导致的碰撞和跌倒事故不断发生,现在越来越多的车站提倡“不要在自动扶梯上行走或奔跑”。
此外,在电车车厢内抓住吊环或扶手也十分重要。日本电车在启动和停车时可能会产生较大的晃动。如果一边看手机一边站立,或者手里拿着很多东西,很容易失去平衡,撞到其他乘客。
因此,无论是为了自己的安全,还是为了避免影响他人,都应该主动抓好扶手或吊环。
5.遵守秩序,排队乘车
在日本的车站,站台地面通常会标有乘车位置。乘客按照标识排队等候列车,这种“排队乘车”已经成为日本铁路文化的重要特色之一。
当列车到站时,应先让车内乘客下车,然后再依次上车。这是日本电车乘坐的基本规则。
优先让下车乘客通行,不仅能提高上下车效率,也有助于减少列车延误。
即使在高峰时段,也不要插队或强行挤上车。特别是在上下班和上下学高峰期,车站和车厢都非常拥挤,更需要每位乘客相互配合。
对于外国朋友来说,只要观察周围人的行动方式,按照队伍顺序乘车,就能轻松融入日本的乘车环境。
6.注意自己的行李
在电车车厢内,也要时刻注意自己的行李是否给他人带来不便。
尤其是双肩背包,如果一直背在身后,很容易碰到后面的乘客,在拥挤的车厢中也会占用更多空间。因此,在日本,拥挤时将背包背到胸前已经成为一种普遍礼仪。
此外,如果携带大型行李箱或旅行包,也应避免放在通道或车门附近。
堵塞车门不仅会影响乘客上下车,在紧急情况下还可能妨碍疏散。
随着访日游客不断增加,携带大型行李的人越来越多。但只要多一点体谅和注意,就能让大家都拥有更加舒适的乘车体验。
7.边走边看手机非常危险
智能手机给生活带来了便利,但在车站和站台上“边走边看手机”(日本称为“步きスマホ”)却十分危险。
低头看手机时,很容易撞到他人、柱子或墙壁,也可能在楼梯上踩空摔倒。
特别是在站台上,如果注意力不集中,甚至有跌落轨道的风险。
事实上,日本各大铁路公司都会通过广播反复提醒乘客:“请不要边走边看手机。”
近年来,因为边走边看手机而撞到老年人、视障人士的事故也成为社会关注的问题。
如果需要查看信息、回复消息或使用地图导航,最好停下来,到安全的地方再操作。
不要因为几秒钟的便利而增加发生事故的风险。任何时候,安全都应该放在第一位。
结语
日本的电车礼仪,体现的是“既为自己负责,也为他人着想”的公共意识。
乘坐自动扶梯时不要行走并扶好扶手;遵守秩序排队乘车;注意行李不要妨碍他人;不边走边看手机。这些看似简单的小事,正是维持日本铁路安全与高效运行的重要基础。
对于生活在日本的外国人以及来日本旅游的朋友来说,了解并实践这些礼仪,不仅能够让自己的出行更加顺利,也能更好地融入日本社会。
一个小小的体贴与配合,往往就能让每个人的旅途变得更加安全、舒适和愉快。