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【登山】 シロヤシオ咲く西丹沢へ (神奈川・山梨)

スタッフ雑記

SEYA T

筆者 SEYA T

皆さん、こんにちは。
国際部マネージャーのSです。

今週のお休みはシロヤシオの季節ということで西丹沢に行ってきました。
※山行:2025年5月20日(火)

檜洞丸(ひのきぼらまる)がメインなので、コースをどうするか悩みましたが、日照時間が長い時期なので、周回のロングコースに。

朝、自宅を出発して電車で小田急線の新松田駅へ。
駅でトイレを済ませ、バス乗り場に向かうとまさかの長蛇の列。今まで西丹沢には何度も来ていますが、いつも平日登山なので混雑とは無縁で、この日も「乗車時間1時間あるし、バスの中で寝てこ」なんて悠長なことを考えていましたが、シロヤシオ人気を舐めておりました。逆に「始発のバスに乗れるのだろうか」と不安に。結果、始発のバスには乗れたもののギューギュー詰め超満員のバスに1時間立ちっぱなし。登山開始前から疲れました・・・

晴れ予報でしたが、出発時はけっこう曇っていました。朝の新松田駅からも富士山は全く見えず。


8時58分 ツツジ新道入口
5分ほど舗装路を歩いたのち、ここから登山道に入ります。


9時24分 ゴーラ沢出合到着



飛び石で渡渉する感じですが、雨の後などは川の水量が多くなるので注意が必要です。
ここまではゆるやかな道ですが、ここを過ぎると急な登りの始まりです。


この日の東京の最高気温は30度。5月とは思えません。低山登る気温じゃないよ・・・
滝汗流しながら登りますが、なかなかお目当てのシロヤシオは見つかりません。でも新緑がきれいで癒されます。

標高1200mを超えたところで、やっと待望のシロヤシオがお目見え。ようやく会えてうれしい。



トウゴクミツバツツジも


ここから上はシロヤシオがたくさん咲いていました。そしてちょうど良いタイミングで青空も見えてきました。
他の登山者の皆さんもシロヤシオに出会えて笑顔。苦労して登ってきた甲斐がありましたね。








この日は標高1400m前後が一番見頃でした。

石棚山稜への分岐を過ぎると毎度おなじみバイケイソウ。見た目は嫌いじゃないんですが、シカなどの食害で他の植物が減る中バイケイソウばかり増えていく様子を見るとどうしても複雑な気持ちになります。



登山道脇に目を向けると雲海に浮かぶ富士山。気温がかなり高かったので霞んでしまっていますが、朝のうちはけっこう雲が多くて全然見えなかったので、お顔が見れて良かった。


10時51分 檜洞丸(ひのきぼらまる)到着
ここでご飯を食べながら20分ほど休憩。



檜洞丸(ひのきぼらまる)山頂からは蛭ヶ岳(ひるがたけ)を始めとする主脈も見えますが、今日はこちらには行きません。


本日は、犬越路(いぬごえじ)方面へ。
檜洞丸(ひのきぼらまる)から犬越路(いぬごえじ)方面にちょっと進むだけでドーンと景色が開けます。
檜洞丸(ひのきぼらまる)から犬越路(いぬごえじ)の登山道は西丹沢の中でも屈指の絶景ロードなので、オススメです!
なお、こちらのルートもシロヤシオいっぱい咲いていました。まだ咲き始めの花も多かったので、こちらのほうが長く楽しめそう。








シロヤシオの奥、真ん中に富士山が入るように撮ったんですが、富士山が霞みすぎてほとんど見えない(笑)








途中こんな感じの鎖場もあるので、注意して歩きましょう。






12時22分 犬越路(いぬごえじ)避難小屋到着
小屋手前のベンチで10分ほど休憩して、大室山(おおむろやま)へ出発。


犬越路(いぬごえじ)を過ぎてからはシロヤシオはほとんど見かけなくなりました。




13時24分 大室山(おおむろやま)到着
大室山山頂は特に眺望はありません。なお、今回のルート上の大室山(おおむろやま)からモロクボ沢の頭(もろくぼさわのあたま)までは神奈川県と山梨県の県境になっています。


こちらが神奈川県の山頂標


そして、こちらが山梨県の山頂標
なんだかお金の力の差を見せつけられたような気がしないでもないですが、古いのを撤去しないで新旧2本並べちゃうあたりがいかにも山梨百名山らしい(笑) 私は神奈川県民ですが、山梨びいきなので、こっちも好きです。


大室山(おおむろやま)山頂に立ち寄った後、分岐のところで小休憩してから、加入道山(かにゅうどうやま)に向かいます。
大室山山頂は周回コースから外れますが、ここから数分の距離なので、だいたいここにザックをデポして行くことが多いです。それにしても暑くて、思ったより疲れる・・




この辺はシロヤシオは見かけませんでしたが、トウゴクミツバツツジはよく見かけました。まだ蕾のところが多かったです。





14時7分 前大室(まえおおむろ)到着


14時16分 加入道山(かにゅうどうやま)到着
山頂のベンチで小休憩


こちらは加入道山(かにゅうどうやま)避難小屋


14時33分 白石峠(しらいしとうげ)到着



14時59分 シャガクチ丸到着



15時8分 バン木の頭(ばんきのあたま)到着


15時23分 モロクボ沢ノ頭(もろくぼさわのあたま)到着
ここまで来れば畦ヶ丸(あぜがまる)はもうすぐ。ちなみに、ここで別ルートをとって甲相(こうそう)国境尾根伝いに西に進むと山中湖に出ます。


しばらくシロヤシオを見ていませんでしたが、畦ヶ丸(あぜがまる)に近づくにつれてまた見かけるように。


ただ、畦ヶ丸(あぜがまる)近辺は既に花が落ちているところが多かったです。檜洞丸よりは標高が低いので、開花時期が早めなんでしょうね。


15時39分 畦ヶ丸(あぜがまる)避難小屋到着
今回は利用していませんが、ここの避難小屋はすごくきれいで快適です。



15時43分 畦ヶ丸(あぜがまる)到着



16時6分 善六ノタワ(ぜんろくのたわ)到着
※「タワ」とは鞍部とか「コル」と同じような意味です。





16時55分 西沢出合(にしざわであい)到着


16時59分 この橋を渡り終えたところで西丹沢ビジターセンターに到着。無事下山。


今回はシロヤシオ満開の季節ということもあり、他の登山者も多くて、休憩とかのたびにおしゃべりしていたら想定よりも休憩長めになってしまいました。最後は17時5分のバスに間に合うかヒヤヒヤでしたが、ぎりぎり間に合って良かった(なお、17時5分のバスを逃すと、次は最終の19時なので2時間待ち)。ただ、帰りのバスも満員で座れず。また1時間バスの中で立ちっぱなし。結局行き帰りのバスが一番つらかった・・・

西丹沢にも中川温泉といって「ぶなの湯」「かくれ湯の里 信玄館」「魚山亭やまぶき」など日帰り入浴できる温泉があるのですが、この日は時間的に寄る余裕が無かったので、帰りは小田急線の鶴巻温泉駅で途中下車して「弘法の里湯」に寄ってきました。


温泉入って着替えも済ませてようやくさっぱり。
長い1日でしたが、天候に恵まれて、お目当てのシロヤシオも堪能できて良い休日になりました。

ヒルが出るから5月以降丹沢には行きませんっていう人多いとは思いますが、今日はヒル被害は無し。というより西丹沢の今回のルートで自分はヒルを見かけたことがありません(一応忌避剤などの対策はしてから登っていますが)。
丹沢でヒル被害の多そうな所というと、
・大山(おおやま)周辺の東丹沢エリア
・宮ヶ瀬湖周辺
・寄(やどりき)周辺
・相模原市・道志村側の登山口周辺
この辺が要注意ですが、西丹沢はヒルは少ない印象(最近は増えてきているとは聞きますが)。塔ノ岳などの表丹沢に比べるとアクセスが大変ですが、西丹沢も良いルートいっぱいあるので、ぜひ歩いてみてください。

【行き帰りのバス】 ※富士急モビリティ
<行き>
新松田駅(07:15)⇒西丹沢ビジターセンター(08:26) ※この日は混雑のため20分ほど到着遅延
<帰り>
西丹沢ビジターセンター(17:05)⇒新松田駅(18:14)
※新松田駅バス乗り場脇の窓口でお得な往復券や西丹沢温泉セット券を購入できます(窓口での支払いは現金のみ)。

【下山後の温泉】
※小田急線の鶴巻温泉駅から徒歩2分

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